能天気[玉]

誤字にあらず。玉ちゃんのはいつもヒネリが効いてて面白いし字も綺麗。この才能が羨ましい。

恒例のKindleチェックをしていたら、新潮社の本が増えたらしい。そこで筒井康隆で検索してみると、おお、たくさんあるぞ。さっそくまとめて購入。

  • エロチック街道
  • メタモルフォシス群島
  • 宇宙衛星博覧會

新潮社じゃあないけれど、

  • 美藝公
  • 48億の妄想

も。
新潮社の三冊は、筒井康隆に傾倒するきっかけになったところを中心に。『エロチック街道』は高校生のころにリアルタイムで読んで、それまでの作風、といっても後追いだったのだけど、からがらりと変わっていて驚いたなあ。確か、表題作はNHKのラジオドラマにもなっていたはず。そしてこのころからラテンアメリカの作家や幻想小説なども読むようになった。
『美藝公』は横尾忠則の挿し絵もカラーで収録されているけれども、サイズが小さく解像度も低くてがっかり。確か、この本は大判フルカラーで出ていたはずで、本屋で買おうかどうしようかかなり迷った揚げ句結局金がなくて買えなかった憶えが。
調べてみたら、新潮社の本は数年前にKindleに登場するやいなやすぐ販売停止になるという事件があったらしい。仮にまた同じようなことがあっても、買ってしまえばこっちのもの(のはず)。
あと新潮社といえば、谷崎潤一郎もちゃんと読んでおきたい。それと、安部公房はさっぱり出る気配がないのだけど、なんとかならないかなあ。